あえて最初の一着といえば・・・

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最初の一着は、一年の中で一番長く着られる袷(素材は正絹か化繊・ポリエステルの)、または木綿の単衣(自宅で洗えます)がお勧めです。最近はデニム着物も割とお安く手に入るようです。 袷・単衣については後述します。

女性は、お太鼓結びの名古屋帯は、いかにも着物姿らしく感じるかもしれないですね。お太鼓結びの練習をしたいなら名古屋帯。まずは着物に慣れることも大事ですので、簡単にカジュアルに着物を楽しむことを重視して、浴衣で使う半幅帯から始めるのもお勧めです♪

男性は、角帯(かくおび)で、初回からレッスンで3種類は覚えられます。着物姿の着流しにも、浴衣にも、角帯です!兵児帯もありますが、兵児帯はかなりカジュアルなスタイル(扱い)になります。


着物の生地(素材)はおもに、正絹・木綿・化繊(主にポリエステル)・ウール・麻
があり、その中でざっくり言うと、正絹と化繊は一年中、木綿は春と秋、ウールの着物は冬、麻は夏、
といった感じです。



冬・秋・春(10月〜5月)には袷(2枚あわさった裏地のあるタイプ)の着物を着ます。
←袷にはこのように裏地があります(この着物の裏地「八掛け」部分はグリーンのグラデーションになっています。一色のものもあります)
袷仕立ての場合、生地の素材は、正絹か化繊がよいでしょう。
ウールは温かい生地(セーターと同じ)ですから、単衣仕立てでOK(単衣仕立てのことが多い)。ただしウールは虫食いしやすいので保管の際に注意が必要。洋服と同様に、ウールの汚れやシミ部分に虫がついて他のシルクの着物などもダメにしてしまう危険もありますから、保管に少し気を配りましょうね。)


晩春と初秋(6月と9月)は単衣(ひとえ:裏地なし)の着物を。

  • 現代は気候にあわせて5月下旬と10月初旬に着てもOK。

素材は正絹・化繊・木綿・麻で、透けない生地(単衣で透けた生地は夏用のハズ。お店に確認を)。

  • 化繊は汗を吸わず気候によっては暑いことも。麻は涼しく夏向き。木綿が春・秋向き。正絹はオールシーズン。
  • 6月中旬になれば浴衣を着始めてもOK。最近は浴衣を夏着物のように着る方も増えています。
    • 着物は季節を先取りするのが粋。季節に遅れるのは野暮。浴衣を浴衣として9月まで着るのは避けましょう!

*自分サイズの単衣の着物を仕立てたくなったら、「木綿」でつくるのがお勧め!(単衣は仕立て代が袷よりぐっと安く済む&木綿は自宅で洗ってOK)


真夏には、生地が透けて見える薄物(絽や紗の着物)かの着物を。(女性の場合、薄物の着物には夏帯(絽・紗・つづれなど)か博多帯などをあわせます。)ただ、真夏は浴衣の方が重宝しますから、まずは一年で一番長く着られる袷(か単衣)の着物を入手しましょう!

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